日、イギリスで公開された世界最大の航空機「エアランダー10」(試作機)


特徴的な外観からわかるとおり、エアランダー10は通常の航空機ではなく、機体にはヘリウムが充填されていて、飛行船 + 飛行機 + ヘリコプターのハイブリットといった感じの機体です。



そして巨大

↓ジャンボジェット(Boeing747)と比較してもこのとおり

ジャンボジェット
全長:約
71m




エアランダー10
全長:約92m




■エアランダー10仕様

全長:約92m
横幅:約18m
重量:20,000kg
時速:148km/h

積載容量:約10トン
ヘリウムガス容量:38,000m³

エンジン:V8ディーゼル×4基(325馬力)




似たようなコンセプト機で
エアロスクラフト」という機体(米国)があるけれど一歩先んじたね。


↑エアロスクラフト





 
飛行船を3つ並べたような外見のエアランダー10(後方です)





 
といっても、これは装置をいろいろ取り付ける前の状態





 
翼をつけてプロペラつけてと、、、





 
そして完成!




 
前方からだとお尻みたいに見えるとか見えないとか言われていますが、、、
下から見上げるとまさにお尻っ!!!


 
それはさておき格納庫からお目見えです
こうやってみるとお尻には見えません(お尻の話はもういいか笑)




 
いざ空へ!





アランダー10が優れている点は色々あります。

もともとはアメリカの陸軍が長時間飛行可能な情報収集機材として開発していたものの開発中止となり、それをイギリスのハイブリッド・エア・ビークルズ社が買い取って開発を続けていたという機体なので、、、



航続距離がとにかく長い。



最大3週間の飛行が可能!
ヘリウムで浮力を得ているのでもう距離とかじゃなく日数。

滑走路を必要としない!
ヘリコプター的要素も兼ね備えているので滑走路なしで飛べます。
着水も可能というから遠隔地での災害時などにも活躍可能。というかぜひ利用してほしい。

燃料代を節約できる!
消費燃料は既存の航空機の約20%でOK。
通常の航空機は飛ぶために地上要員を多数必要とするから人員削減によるコストダウンも期待できる機体


 
コクピット(操縦士は一人。となりは座席があるだけ)



 
コクピット正面





飛 行船というとヒンデンブルク号が思い浮かぶけど水素ではなく不燃性のヘリウムを利用しているので爆発の心配もなし。



いいことばっかり書いていますが

欠 点 は 速 度 。

最高速度は148km/hとえらい遅い。


80年前のヒンデンブルク号でも135km/hなのでこれは改善してほしいところ。

なので既存の航空機にとって代わるということはないんだろうけど遊覧飛行、貨物輸送、災害時、その他、滑走路のない小さな島への観光などエアランダー10が活躍できる場はかなりありそうです。


それこそメガフロート(大型人工浮体構造物)の小型版を作れば離発着用の空港として世界の小さな島国に行くことが可能だ。

日本でいえば軍艦島へのツアー利用とかいいかもね♪








機体を膨らませているところ

風船みたいで弱そうだけど胴体は炭素繊維で出来ていて小銃で撃たれても大丈夫なほど強度は十分にある(らしいぞ)



 
この後の計画では同機を数百機製造し、さらに巨大な50トンの貨物を輸送できるエアランダー50の開発計画があるとのこと。


国からの支援もあり、競合他社をリードしているエアランダー10。

次世代飛行船の本命だな☆





  
アクセスランキング