s i z e b l o g

サイズブログ

宇宙旅行 〜 高度100kmに命を賭けられるか? 〜




宙旅行に興味がある。



う ち ゅ う り ょ こ う

宇 宙 旅 行



もう響きが違う♪ 海外旅行じゃなくて宇宙だもんね。

小説や映画の中だけの言葉みたいで、なんかリアリティに欠けるぜっ



日本人ではじめて宇宙旅行を体験した人物といえば、
毛利 衛さん! ではなくTBSが宇宙特派員として派遣した、
ジャーナリストの秋山豊寛さん。
秋山さんは宇宙ステーションミールに9日間滞在。


そしてそして、
全額自己負担で最初に宇宙旅行を体験した人物といえば、
そう、デニス・チトーさん(アメリカの大富豪)
チトーさんは国際宇宙ステーション(ISS)に9日間滞在。



などなど、ご存じのように個人で宇宙旅行を体験した人はいます。

まぁ、何十億円を支払ってる人達はもう宇宙開発のスポンサー扱いだよね。
個人で宇宙旅行をした人はいまだに世界で数人のみ。



宇宙旅行は一般人には遠い世界 〜


そんなことを思いしらされていたわけですが、
宇宙旅行ビジネスを開始する会社が誕生しているのもまた事実。

その筆頭と言えるのが、ヴァージングループが設立した、
宇宙旅行会社「ヴァージン・ギャラクティック
www.virgingalactic.com/



使用される機体、いわゆる宇宙船は
賞金をかけた民間企業による宇宙船開発競争(X-prize)を制した、
「スペース・シップ・ワン」の後継機である、
「スペース・シップ・ツー」を予定しています。



スペース・シップ・ツー



サービス開始予定は来年。 もうすぐだ!(いつも来年とか言ってるきがする、、汗)
すでに、最初の宇宙旅行者100名が世界中から抽選で選ばれていて、
日本人も現時点で3名選ばれています。(平松庚三さん、稲波紀明さん、他)


100名に選ばれなかったからって嘆くのはまだ早い、
年間で500人の観光客が宇宙旅行できるようになるらしいからね。
お値段は日本円にして2200万円(20万ドル)
*何百人目か何万人目になるのかはわからないけど現在も募集中。





あーーーーー

お金があったら

行ってみたいな〜♪









んて言うと思ったかこのやろうっ!
そんなに甘くなぜ。
真摯で紳士な管理人ですがっ



あーそうさ、
宇宙旅行にゃ興味がある。

それは確かにそうだ。



け ど ね



宇宙旅行といってもさ、
ヴァージン・ギャラクティックの宇宙旅行は
弾道飛行なんだよ。弾道飛行。
正しくは準軌道(サブ・オービタル)宇宙旅行ってやつだ。


宇宙船がボールだとすると、
高いところにボールを投げる感じ。




グアッーーーっと上空に向かって上がっていって、
一番高い高度100kmあたりまで行ったらこんどは下降するだけ。
完全に無重力になるのは頂点付近のおよそ6分間(これも予定)


6分間というのも短いんだけど、
この高度100kmの弾道飛行を宇宙旅行と言われてもねー
なんかダマされた感じだよ。


高度100kmに国際宇宙ステーションなんて無い。
国際宇宙ステーションは高度300km〜450kmにある。

じゃあ、スペースシャトルはというと、
やはり高度100kmなんて低い高度は飛んでない。
最低でも高度200km〜最高で高度600kmあたりを飛んでいるよ。


大気圏と宇宙の境界とされる
高度100km地点まで行くから宇宙旅行、、、


だいたい高度100kmってのは大気圏と宇宙の境界とされているけど、
きちんと高度100kmは宇宙空間と決まってるわけじゃないんだな。
そこんとこはまだまだきちんと議論されていません。

だから高度200kmから宇宙ってことになったら


スペース・シップ・ツーじゃ無理。
競合機のロケットプレーンXPでも無理。



ロケットプレーンXP


ヴァージン・ギャラクティックと同様に
弾道飛行による宇宙旅行サービスを予定しているところもあるけれど、
ほとんどが同様に高度100km程度。


笑わせやがる。


宇宙船と呼ばれてはいるけれど
これらの機体じゃ国際宇宙ステーション(ISS)に行けやしない。

つか、ISSに乗り移る手段も備えてない。



何十億円も払うわけじゃないし、
2200万円でできることはやはり価格相応というわけか。

例えるなら、2200万円でできるのは
海外旅行といいつつ、日本の領域を少しでて戻るってことだけ。


こんな現実的?な価格設定ができるのも
高度100kmで弾道飛行だからこそなんだけど、


これは少なくとも管理人が想い描いていた宇宙旅行じゃない。


断じてない。
高度100kmは低すぎる!



この距離じゃ近すぎてさ、



「あの星が地球か、、、」



なんて、絵にかいたような丸い地球は見れません。
*地球が丸みをおびてることはわかると思う。
高度100kmだと計算上は半径約1200kmの地上を見渡すことができるからね。





そんなわけで、
こんな宇宙旅行に1000万円だろうが払うつもりはない。

先に言っておくと、
お金が無いからってこんなことを言ってるわけじゃないぜ。
そんな金持ちへのひがみなんてほんの少しだ(笑)



宇宙大好きだけどさ、
実際、無料でどーぞ! と言われても考えちゃうだろう。

だってさ、事故が起きる可能性も考えておかなくちゃね。
一応は大気圏をでて再突入するんだからさ。


行くならそのへんの覚悟も必要。


死んでからキミの評価を下げるようなシロモノは
処分してから旅立ったほうがいい。
もしも宇宙を旅したら 〜地球に無事帰還するための手引き〜


本格的なサービスの前に何回試験飛行をするのか知らないけど、
1回の燃料代を考えれば、民間企業でそんなに多くできるわけがない。

あのスペースシャトルだって試験飛行してから運用してるけど
約100回に1回は人が死ぬ という確率だーよ(泣)




「俺、、、宇宙で死ぬかも。」




なんて言うとドラマチックだけど、
高度100kmなわけだからねーーーーー
こんなの宇宙旅行じゃねーよ!と管理人は思ってるわけで、
これじゃあ命を賭ける気になれないって。

いま幸せだし♪




さて、
宇宙旅行はお金がかかるだとか
危険という話をしているけれど、一番伝えたい主旨は

高度100kmは地球に近すぎる ということ。はい。

これをみんなに理解してもらいたいんだな。
理解してる人は復習ってことで♪







まずは「地球から月までの距離」を確認してもらおう。
(↓この図は地球と月の大きさ、距離関係を縮尺したもの)




なみにはじめて月の裏側まで行ったのはアポロ8号。

はじめて人類が月に降り立ったのがアポロ11号。
40年も前に約38万4400kmを旅したアポロは偉大なり。


ほんとに人類は月へ行ったのか? 
なんて疑惑がでるのもわかるよ。

スペースシャトルですら
地球から約600kmしか離れたことないんだからね。
それが40年前に約38万4400kmってね


ほんと月は遠いんだ。


上の図で地球のまわりにある丸い点線が「静止軌道」。

地球からの距離3万5786kmです。

*この軌道は地球の自転と同期していて、通信衛星の他、たくさんの衛星が存在している大事な軌道。
理論上は可能とされる「軌道エレベーター」とはこの軌道と地球をエレベーターで繋ぐというものです。






では、大気圏と宇宙の境界。
一般的には、ここから先は宇宙空間ですよ〜 とされている、
高度100kmはどこらへんなのかというと、、、


上の図だとみえないので拡大図をご用意。
地球から月への図と同様にきちんと距離を縮尺して作ってみました。



↓それがコチラ





赤いラインが高度100km



この赤ライン上をグルッと地球一周するわけじゃない。

それなら面白いんだけどね。


この図だと1mmの距離もない、
地球の表面から赤ラインをめざして
エイッて飛んで戻るのが、ヴァージン・ギャラクティックほか、
他社がサービスを予定している高度100kmの宇宙旅行だ。






繰り返しになるけど、

これは管理人が想い描いていた宇宙旅行じゃあない。

断じてない。

やはり高度100kmは低すぎるっ



38万4400kmを旅しよう☆
地球型惑星「ケプラー22b」
宇宙空間に生身のカラダで放り出された場合、どうなるのか?



ブログパーツ