宙に興味がある人は多いよね。


宇宙旅行とか話題だし、宇宙はどのくらい広いのか?とか宇宙人ってホントにいるの?とかまだまだ宇宙のことはわかってないことだらけ。

知らないからこそ惹かれるのかもしれない。




宇宙には夢がある


   宇宙にはロマンがある


         でも宇宙には空気がない




そう、宇宙は真空、、、


夢、ロマンとか言っといてあれだけど宇宙空間はちっとも生き物に優しくない


例えば
宇宙旅行してるときにトラブルで扉が開いて外に投げ出された場合、宇宙服を着ていなければどうなると思いますか?

とか、急に先生口調で言ってみましたが実際のところ宇宙空間に生身のカラダで出て何秒生きていられると思っています?


えっ!? 気づいたら 俺 宇宙にいたの図



一瞬?  数秒?  息が続く限り? 



宇宙での死に方というのは映画だといろいろなパターンが存在します。だから、人に「生身で宇宙に放り出されたらどうなる?」っていう質問をしても、人によって意見が異なるんです。


■宇宙での死に方パターン例
其の1:一瞬にして血液が沸騰して蒸発して死亡
其の2:圧力に耐えられず目が飛び出してカラダが破裂して死亡
其の3:カラダが凍りついて死亡

ちなみに映画「ミッション・トゥー・マーズ」ではヘルメットを外したら数秒で水分が蒸発して死亡していました



さて、どれが正解なんでしょうか?
みなさんはわかりますか?








正解は、、、









ど れ で も な い



はい
ひっかけ問題でごめんなさいず



じつは宇宙服を着ていない状態で宇宙空間に放り出されても一瞬で死ぬなんてことはありません。



そんなこと誰が言ってるのかというと

あの有名なNASAです


エス! エー! ジー! エー!
それは佐賀っ




「宇宙服なしで宇宙空間に出た場合どうなるの?」

という質問に、あのNASAがすでに答えてくれているんですねー
これは信用できるスジからの情報だね

How would the unprotected human body react to the vacuum of outer space?(Submitted June 03, 1997)



NASAの答えによると

宇宙空間に生身のカラダで放り出されたとしても30秒程度ならば後遺症が残ることはほとんどありません。ただし、息を止めようとすると肺を損傷する可能性があります。

10秒経過したあたりからカラダに命に関わらない程度の問題が生じるが、カラダは破裂しないし、血液は沸騰しない。あなたは凍結しないし、即座に意識を失うこともない。
やがて酸素の欠乏で意識を失い、おそらく1〜2分後にあなたは死んでいるだろう。その制限時間は実際には知られていません。



この回答からわかることは人間は真空状態でも、1〜2分間は生存可能であり、それどころか10秒ほどは意識すらあるということ。




ガンダムのこのシーンは問題ないということですね
なお、息を止めようとしないほうがいい



同じく、映画「2001年宇宙の旅」でヘルメット無しで宇宙空間に出たボーマン船長も問題なし




あれ?

宇宙空間って意外と生き物にやさしい?いやいや、助けがこなかったら結果は同じだけどね





近々、人事異動で俺 宇宙空間に放り出されそうだーって人もいると思うので質問形式で以下にまとめてみました
これはメモっておくと役に立つぞっ



では質問



宇宙空間に放り出された場合、意識はある?


YES
9秒から12秒間は意識がある(これは専門家の答え。研究者によって数秒違いがあります)その後は脳に酸素が届かなくなるため意識を失います。ただし、驚いた場合などはアドレナリンが酸素を使うため5秒程度と短くなります。意識を失ったとしてもまだ脳や心臓は動いています。NASAの回答では30秒程度でしたが、最大で90秒間は後遺症なく生存できる可能性が高いです。







血液は沸騰するの?

NO
血液が沸騰することはありません。血圧というものがあるように人間の血管は外部よりも常に高い圧力がかかっているため(いわゆる血圧120/80とかね)血液は沸騰しません。ただし、死にかけて血圧が47mmHgよりも下がった場合には沸騰し始めます。
通常の気圧 :760mmHg
平均的な血圧:120/80mmHg
体温が37°のとき血液が沸騰する気圧:47mmHg

沸騰というと熱ちちっ!と思う人もいるかもしれませんが宇宙空間は気圧ゼロなので熱くて沸騰するわけではありません。NASAの宇宙服テスト事故で偶然に真空状態を経験した技術者は意識を失う前に舌先の水分が沸騰し始めていたと言っています。







すぐに凍りついてしまうってホント?

NO
宇宙空間の温度というのはマイナス270°と絶対零度と大差ないほど超低温度なので正解な感じもするけどこれは正しくありません。実際のところ宇宙空間には物質がないので温度がない。暑くもなければ寒くもありません。
カラダの水分がどんどん蒸発していくのでその冷たさは口や鼻に感じるけれど、放射冷却のみなのでスープが冷めていくようにゆっくりと冷えていくだけで、カラダが凍るなんてことにはなりません。







真空を体験して生き延びた人はいるの?

YES
真空状態を経験して生き残ったケースをご紹介。1965年、ヒューストンのジョンソン宇宙センターでの宇宙服テストの時、真空チャンバー内にいるNASAの技術者が着ていた宇宙服を、偶然に真空に近い状況まで減圧してしまうという事故が起きました。
記録によれば12~15秒で意識を失い、27秒後に圧力が元に戻ったあと無事に意識を回復しています。なお、意識を失う前の記憶は自身の舌の水分が沸騰し始めていることだということです。また、事故から4日間、味覚を失っていたもののカラダは無傷でした。

その他、1960年に高高度(ほぼ真空)からのパラシュートジャンプを成功させたキッティンガーという人の場合は右手の加圧手袋の加圧が失われたため、右手だけが真空状態に近い状態にさらされました。右手は腫れ、痛み、固く、循環が止まったようになったものの、地上に着陸後3時間で腫れはおさまり正常に戻ったとのことです。







宇宙空間に放り出された場合、
カラダに起こる変化は?


血液中の酸素が枯渇したあとに意識を失います。その後、カラダが麻痺および痙攣します。圧力が低下することによりカラダ内部のガスが膨張するので吐いたり、尿や便を排出するかもしれません。肺の空気も圧力により強制的に排出されます。(肺が破裂しないように息は止めずに口は開けておかなければなりません)
口と鼻からはガスと水蒸気が排出されます。口の中の水分は凍結に近い温度まで冷やされ、舌からは湿気が蒸発していきます。舌の表面には薄い氷の膜ができ、2~3日間は味覚を失います。他のカラダの部分はよりゆっくりと冷えていきます。


心拍数は最初上がり、その後、30~60秒かけて心拍数および血圧が低下します。血液の循環が遅くなり、だんだんと死に近づいていきます。運が悪いと途中で心臓麻痺を起こし死んでしまう場合もありますが通常は90秒以内であれば外部の蘇生を必要とせずに自然に再び呼吸を開始し回復が可能です。
 

その他
カラダはおよそ2倍に膨れあがりますが皮膚や血管はその伸びに耐えられます。耳は高い所に登ったときのように痛くなります。直射日光が当たる場所では強い日焼けを引き起こしますが命に関わることにはなりません。







宇宙空間に放り出された場合、
何秒?何分?まで生きていられるの?
 
最初の質問の答えでも書きましたが、およそ9秒から12秒は意識があり意識を失った後、最大90秒以内であれば大きな後遺症なく助かる可能性が高いです。一時的に動くことができず視力も失うかもしれませんがやがて回復します。

なお、人ではないけれど、テキサスのブルックリン空軍基地の研究者は真空に近い状況化(通常の380分の1)に犬をさらすという動物実験も行っていました、、、

記録によれば、犬の場合は90秒以内では後遺症もなくほとんどの場合生き延びたということです。ただし、2分間にした場合は心停止で死亡。猿の場合はさらに長く、3〜5分間の真空に近い状態から復活した例もあるとのこと。これらの例から、人間も90秒以上の真空状態から復活できる可能性があります。







まとめ

宇宙空間に放り出されてもすぐには死なないようです。助かる確率を少しでも上げるには、息を止めようとせず口を開けておくこと。
目もなるべく閉じるか薄目にしておいたほうがよいでしょう。そして動揺しないこと。冷静でいられれば酸素の消費量を抑えられます。

って難しいけど

でも、この知識があるだけで、無い人より助かる確率が断然アップ。助ける側になった場合にも、もう無理でしょ、、とか希望を捨てずに即行動に移せるよね。できれば助ける側になってヒーローインタビューとか受けたいなぁ 笑



ここまで読んでくれた皆さん

レッツ生存


  
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